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はじめに
人生を楽しむためには、新しい挑戦や自分自身の可能性を広げることが大切です。その一つの方法として、副業でのECサイト運営があります。
現代のビジネスにおいて、オンラインショップの運営は重要です。消費者の購買行動がオンラインにシフトする中で、ECサイトを通じて商品を販売することは、ビジネスの成功に欠かせません。
副業としてECサイトを運営することで、収入を増やしながら、自分の好きな商品を販売する楽しさを体験できます。
しかし、ECサイトの構築には多くの選択肢があり、どのプラットフォームが自分のビジネスに最適かを選ぶのは簡単ではありません。
この記事では、日本で人気のECサイト構築プラットフォームである
- BASE
- STORES
- Shopify
- Square
- カラーミーショップ
- Yahoo!ショッピング
について詳しく比較します。
それぞれの特徴や手数料、デザインの自由度を考慮して、どのプラットフォームがあなたのビジネスに最適かを見つけるお手伝いをします。
有料サービスと無料サービス
ECサイトの構築には、有料サービスと無料サービスの2つの選択肢があります。
- 有料サービス
販売手数料が安い代わりに月額利用料が発生し、最低契約期間などの縛りがあることが一般的です。 - 無料サービス
初期費用が不要で気軽に始められる一方、販売手数料や決済手数料が高めに設定されていることが多いです。
まずは気軽に出店してみたいという場合には、無料サービスから始めるのが良いでしょう。
そして、実際に運営しながら必要な機能や欲しい機能を検討した上で、より本格的な有料サービスに移行するという選択肢もあります。
この記事では、特に無料または月額利用料が比較的安いプラットフォームにフォーカスし、これから副業としてオンラインショップを始めたい方に最適なプラットフォームを紹介していきます。
特商法とは?
ECサイトを運営する際には、特商法(特定商取引法)の理解が不可欠です。特商法は、消費者を守るために事業者に課せられたルールを定めており、次の情報を明確に表示することが求められます。
- 会社情報: 事業者の名称、住所、連絡先。
- 商品情報: 価格、送料、支払い方法、返品条件など。
- 契約解除について: クーリングオフに関する情報。
最近では、バーチャルオフィスを利用してビジネス住所を登録することが可能になりました。これは、プライバシーを守りながらも消費者の信頼を得るための便利な方法ですが、登録する住所は実際に訪問可能な場所である必要があります。
特商法の詳細については、消費者庁の特商法ページを参照してください。
ECサイトプラットフォームの比較表
プラットフォーム | テンプレート数(無料/有料) | デザインの自由度 | 決済方法 |
---|---|---|---|
BASE | 無料: 20種類以上 有料: 90種類以上 | AppからHTMLカスタマイズ可 | クレジット コンビニ決済 銀行振込 キャリア決済PayPal Amazon Pay あと払い |
STORES | 約50種類 | 基本的なカスタマイズ可 | クレジット コンビニ決済 キャリア決済 銀行振込 PayPal あと払い 楽天ペイ PayPay |
Shopify | 190種類以上 | 高度なカスタマイズ可 | クレジット コンビニ決済 QRコード決済 銀行振込 |
Square | 数種類(未公開) | 基本的なカスタマイズ可 | クレジット リンク決済 |
カラーミーショップ | 無料: 48種類 有料: 37種類 | 高度なカスタマイズ可 | クレジット 銀行振込 コンビニ払い 後払い(GMO後払い) Amazon Pay |
Yahoo!ショッピング | 無料: 11種類 | 有料オプションでHTML/CSSカスタマイズ可能 | クレジット PayPay コンビニ決済 銀行振込など |
無料プランの比較表
プラットフォーム | 決済手数料 | 振込手数料 | 月額料金 | その他費用 |
---|---|---|---|---|
BASE | 3.6% + 40円※Amazon Pay、PayPal時は+1% | 一律250円 (2万円未満時は事務手数料500円) | 無料 | サービス手数料3% |
STORES | 5.5% | 一律275円 (1万円未満時は事務手数料275円) | 無料 | なし |
Shopify ※無料なし | – | – | – | – |
Square | 3.6% | 0円 | 無料 | なし |
カラーミーショップ | 6.6% + 33円 | 有料 | 無料 | なし |
Yahoo!ショッピング | クレジットカード3.24% ※PayPay3.0%など | 月1回無料 | 無料 | ストアポイント1% キャンペーン原資1.5% アフィリ報酬1〜50% アフィリ手数料 報酬30% |
有料プランの比較表
プラットフォーム | 決済手数料 | 振込手数料 | 月額料金 | その他費用 |
---|---|---|---|---|
BASE – グロース | 2.9% | 一律250円 (2万円未満時は事務手数料500円) | 19,980円/月 年払い16,580円 | なし |
STORES – ベーシック | 3.6% | 一律275円 (1万円未満時は事務手数料275円) | 3,480円/月 年払い2,980円 ※初月無料 | なし |
Shopify – ベーシック 他 | クレジット3.25% コンビニ2.75% | 0円 | 4,850円/月 年払い3,650円 ※初月150円 | なし |
Square | 3.6% | 0円 | 年払い3,375円/月 | なし |
カラーミーショップ – レギュラー 他 | クレジット4.0% Amazon Pay3.9% | 有料 | 初期費用3,300円 4,950円/月 | なし |
BASE
テンプレートの数
BASEは、無料テンプレートが20種類以上あり、有料テンプレートも90種類以上提供されています。これにより、ユーザーは自身のブランドや商品に合ったデザインを選びやすく、ショップの個性を際立たせることが可能です。
デザインの自由度
BASEは、Appを使用するとHTML/CSSを使った高度なカスタマイズが可能です。これにより、テンプレートの基本構造を活かしつつ、細部まで独自にデザインを調整できます。
また、デザインを自分で作り込むことができるため、ブランドイメージを忠実に再現することが可能です。
決済手段
- クレジットカード
- コンビニ決済(Pay-easy)
- 銀行振込
- キャリア決済
- PayPal
- Amazon Pay
- 後払い決済(Pay ID)
特徴
BASEは、初心者でも簡単にショップを立ち上げられる設計がされています。直感的なUIが特徴で、商品登録から販売までのプロセスがシンプルです。
また、SNS連携やSEO対策を通じた集客サポートが充実しており、初めてのショップ運営でも顧客を獲得しやすい環境が整っています。
さらに、BASE独自のマーケットプレイスを活用することで、より多くの顧客にアプローチできるのも大きな利点です。セキュリティ面でも、SSL標準対応により顧客情報を安全に守ることができます。
手数料と料金(無料プラン)
- 決済手数料: 3.6% + 40円(Amazon Pay、PayPal利用時は追加で+1%)
- 振込手数料: 一律250円(2万円未満の場合は事務手数料500円)
- サービス手数料: 3.0%
BASEの無料プランは、初期コストを抑えてオンラインショップを始めたい個人や趣味の延長として利用するには適しています。
セットアップが簡単なのが魅力ですが、手数料が高いため、売上が増えると負担が大きくなります。利益を重視するビジネスには不向きなため、手数料を抑えたい場合は他のプラットフォームも検討すると良いでしょう。
特商法の対応
BASEは個人に限り、特定商取引法に基づく表記を非公開にできる機能を提供しています。
総評
BASEは初心者にとって使いやすく、柔軟性のあるプラットフォームです。豊富なテンプレートとカスタマイズ性、多様な決済方法により、様々なビジネスニーズに応えます。
初期投資を抑えつつ、しっかりとしたブランドイメージを持ったオンラインショップを立ち上げたい方におすすめです。ビジネスが成長してくると、手数料を抑えるために有料プランを検討することも考えられます。
STORES
テンプレートの数
STORESは、約50種類の無料テンプレートを提供しています。テンプレートは、業種やビジネススタイルに合わせた多様なデザインが用意されており、ショップの見た目を手軽にカスタマイズできます。
テンプレートを活用することで、独自性のあるショップを構築することが可能です。
デザインの自由度
STORESは、テンプレートを利用した基本的なカスタマイズが可能です。色やフォントの変更など、比較的簡単なカスタマイズが行えますが、HTML/CSSを直接編集する高度なカスタマイズには対応していません。
そのため、初心者でも安心して利用できる反面、完全なオリジナルデザインを求める場合は、他のプラットフォームを検討することが必要です。
決済手段
- クレジットカード
- コンビニ決済
- 銀行振込
- キャリア決済
- PayPal
- あと払い(ペイディ)
- 楽天ペイ
- PayPay など
特徴
STORESは、初心者でも使いやすいテンプレートを利用したカスタマイズが特徴です。基本的なデザインの変更が可能で、テンプレートを活用してブランドイメージに近づけることができますが、HTML/CSSを用いた高度なカスタマイズには対応していません。
プラグインやアプリを活用することで、基本的な機能を追加できますが、大規模な機能拡張には限界があります。初月無料の有料プランを試すことができるため、初めてのECサイト運営を気軽に始めたい方におすすめです。
手数料と料金(無料プラン)
- 決済手数料: 5.5%
- 振込手数料: 一律275円(1万円未満の場合は事務手数料275円)
STORESの無料プランでは高いデザイン性を活かしたショップを運営できますが、決済手数料がやや高めです。
特商法の対応
STORESは個人に限り、特定商取引法に基づく表記を非公開にできる機能を提供しています。
総評
STORESは、初心者向けの使いやすいテンプレートでショップを簡単に立ち上げられるプラットフォームです。基本的なデザインのカスタマイズが可能で、初期投資を抑えつつショップ運営を始めたい方に最適です。
初月無料の有料プランで、さらに多くの機能を試せます。
Shopify
テンプレートの数
Shopifyは、190種類以上のテンプレートが提供されています。これにより、ユーザーは自身のブランドや商品に合ったデザインを選びやすく、ショップの個性を際立たせることが可能です。
デザインの自由度
ShopifyはHTML/CSSを用いた高度なカスタマイズが可能で、テーマエディターを利用して詳細なデザイン調整が可能です。豊富なテンプレートを活用し、プロフェッショナルなショップを構築することができます。
決済手段
- クレジットカード
- QRコード決済
- 銀行振込
- コンビニ決済 など
特徴
Shopifyは、グローバル展開に強みがあり、多言語対応と多通貨対応が可能で、世界中でのビジネス展開に適しています。
また、豊富なアプリと拡張性により、Shopify App Storeを通じて様々なアプリを追加でき、ショップの機能を柔軟に拡張できます。さらに、SEO対策が充実しており、検索エンジンからの集客を支援する機能が豊富です。
手数料と料金(有料プランのみ)
- 決済手数料: クレジットカード3.25%、コンビニ2.75%
- 振込手数料: 無料
- 月額料金: 4,850円(年払いで3,650円、初月150円)
Shopifyには無料プランがありませんが、14日間の無料トライアルがあります。無料プランがない点がデメリットですが、その分高機能でカスタマイズ性のあるサービスを提供しています。
特商法の対応
Shopifyは特定商取引法に基づき、必要な情報表示する必要があります。
総評
Shopifyは、国際市場をターゲットにしたいビジネスに最適で、多言語対応や多通貨対応が可能です。高度なカスタマイズと多機能な拡張性を求めるショップにとって理想的なプラットフォームです。
初期コストが必要ですが、グローバル展開を考えている企業には非常に有効な選択肢です。
Square
テンプレートの数
Squareは、具体的な数は公表されていませんが、数種類のテンプレートを提供しています。これらのテンプレートはシンプルかつ実用的で、短時間で見栄えの良いオンラインショップを構築することが可能です。
デザインの自由度
Squareのテンプレートは基本的なカスタマイズが可能で、簡単な設定で独自のショップを作成できます。ただし、高度なカスタマイズには限りがあり、シンプルで効率的なデザインを求めるビジネスに適しています。
決済手段
- クレジットカード決済
- リンク決済: メールやSNSにリンクを貼り付けることで、顧客から支払いを受け付けることができる機能。
Squareのリンク決済は、物理的なカードリーダーを必要とせずに支払いを完結できるため、オンラインビジネスや遠隔での取引に非常に便利です。
特徴
- 実店舗との統合に強み: Squareは、POSシステムとの連携により、実店舗とオンラインショップの在庫管理や販売データを一元化することができます。これにより、リアル店舗とオンライン店舗をシームレスに統合した運営が可能です。
- 簡単な導入: 初期設定が非常に簡単で、スピーディに販売を開始できる点が大きな魅力です。特に小売業やサービス業での利用に向いています。
- 手数料の低さ: Squareは振込手数料が無料で、運営コストを抑えられるのが大きなメリットです。
手数料と料金(無料プラン)
- 決済手数料: 3.6%
- 振込手数料: 無料
Squareは無料プランでありながら振込手数料がかからないため、初期投資を抑えてビジネスを開始することができます。
特商法の対応
Squareは特定商取引法に基づき、必要な情報表示する必要があります。
総評
Squareは、実店舗とオンラインショップを統合したいビジネスに非常に適しています。POSシステムの活用を通じて、小売業やサービス業において効率的なビジネス展開を可能にします。
特に、リンク決済を用いることで、オンラインとオフラインの境界を越えた柔軟な決済方法を提供し、様々な販売シーンで活用できます。
決済手段が主にクレジットカードに限定されますが、リンク決済の採用により、多様な顧客のニーズに対応できるため、シンプルで使いやすい決済ソリューションを求める中小規模のビジネスにとって、非常に有力な選択肢となるでしょう。
カラーミーショップ
テンプレートの数
カラーミーショップでは、48種類の無料テンプレートと37種類の有料テンプレートを提供しています。テンプレートは多様なデザインスタイルに対応しており、ショップの規模や業種に応じた選択が可能です。
デザインの自由度
カラーミーショップは、HTML/CSSを利用した高度なカスタマイズが可能です。テンプレートのデザインを細部まで調整できるため、ブランドのイメージに合った独自のショップを作成できます。デザインの自由度が高いため、大規模な店舗運営にも適しています。
決済手段
- クレジットカード
- 後払い(GMO後払い)
- 銀行振込(バーチャル口座)
- コンビニ払い(セブンイレブンは法人のみ)
- Amazon Pay
カラーミーショップは日本市場に特化した決済手段を提供しており、国内の顧客にとって使いやすい支払いオプションを揃えています。有料プランになると決済手段が増えます。
特徴
- 日本市場に特化: カラーミーショップは、日本市場に特化したサービスとサポートを提供しており、国内の消費者向けに最適化されています。
- 柔軟なカスタマイズ: 商品点数や容量に制限が少なく、柔軟なカスタマイズが可能です。大規模な店舗にも対応しており、多くの商品を取り扱うショップに最適です。
- 豊富な機能: 多機能なプラグインやアプリが利用可能で、物流管理やCRMとの連携が容易です。
手数料と料金(無料プラン)
- 決済手数料: 6.6% + 33円
- 振込手数料: 有料
カラーミーショップの無料プランは決済手数料が比較的高く設定されていますが、柔軟なカスタマイズが可能な点が魅力です。
特商法の対応
カラーミーショップは個人に限り、特定商取引法に基づく表記を非公開にできる機能を提供しています。
総評
カラーミーショップは、日本市場に特化したサービスを提供するため、国内向けのビジネスに最適です。特に、大規模な商品数を扱う店舗や、柔軟なカスタマイズを求めるショップに向いています。
無料プランでも豊富な機能を活用できますが、決済手数料が高いため、売上が大きくなる場合には有料プランを検討することも考えられます。
Yahoo!ショッピング
テンプレートの数
Yahoo!ショッピングでは、11種類のテンプレートが無料で利用可能です。これらのテンプレートは、さまざまな業種やスタイルに対応しており、スムーズにショップを開設できるように設計されています。
デザインの自由度
Yahoo!ショッピングは、有料オプションでHTML/CSSを利用してカスタマイズが可能です。これにより、ショップのデザインをブランドイメージに合わせて微調整することができます。
決済手段
- クレジットカード決済
- PayPay残高
- PayPayクレジット
- コンビニ決済
- 銀行振込
- ゆっくり払い
- キャリア決済
- ヤフーショッピング商品券 など
Yahoo!ショッピングは多様な決済手段をサポートしており、顧客の利便性を高めるために幅広い支払いオプションを提供しています。
特徴
- 国内最大級の集客力: Yahoo!ショッピングは、国内での知名度が非常に高く、多くの消費者が利用するプラットフォームです。これにより、出店者は新規顧客の獲得がしやすく、高い集客力を活用できます。
- PayPayとの連携: Yahoo!ショッピングはPayPayと連携しており、キャッシュレス決済がスムーズに行えるため、モバイルユーザーへの訴求力が高いです。また、PayPayポイントの利用促進によって、リピーターの確保に役立ちます。
- プロモーションとキャンペーンの強み: 独自のキャンペーンやプロモーションを通じて、出店者の集客をサポートします。特に、季節ごとのセールイベントやPayPayポイント還元キャンペーンが効果的です。
手数料と料金(無料プラン)
- 決済手数料: クレジットカード3.24%、PayPay3.0%
- 振込手数料: 月1回無料
その他料金
- ストアポイント: 1%
- キャンペーン原資負担: 1.5%
- アフィリエイト報酬: 1%〜50%
- アフィリエイト手数料: アフィリエイト報酬の30%
特商法の対応
Yahoo!ショッピングは特定商取引法に基づき、必要な情報表示する必要があります。
総評
Yahoo!ショッピングは、国内市場での知名度と集客力を活かしてビジネスを拡大したい企業に最適です。特に、PayPayユーザーをターゲットにしたマーケティングが有効で、モバイル決済を積極的に利用したい店舗に向いています。
ただし、商品ごとのストアポイントやキャンペーン費用が発生するため、利益率を考慮した戦略が必要です。初期費用がかからないため、初めてのオンライン出店を考えている方にも適しています。
各売上金額による具体的な手数料
各売上金額における具体的なコストを計算しました。
- 1個5,000円の商品
- すべてクレジットカード決済
これにより、各プラットフォームでの決済手数料などの合計コストを確認できます。参考になれば幸いです。
ただし、Shopifyについては、無料プランが存在しないため、有料プランの月額料金を含めた計算となります。
売上20,000円(商品4個販売)
プラットフォーム | 計算式 | 合計手数料 | 振込手数料 | 月額料金 | 合計コスト |
---|---|---|---|---|---|
BASE | 20,000円 × (3.6% + 3.0%) + (40円 × 4) = 1,480円 | 1,480円 | 750円 | 0円 | 2,230円 |
STORES | 20,000円 × 5.5% = 1,100円 | 1,100円 | 275円 | 0円 | 1,375円 |
Square | 20,000円 × 3.6% = 720円 | 720円 | 0円 | 0円 | 720円 |
カラーミーショップ | 20,000円 × 6.6% + (33円 × 4) = 1,452円 | 1,452円 | 500円 | 0円 | 1,952円 |
Yahoo!ショッピング | 20,000円 × (3.24% + 1% + 1.5% + 1% + 0.3%) = 1,408円 | 1,408円 | 0円 | 0円 | 1,408円 |
Shopify | 20,000円 × 3.25% = 650円 | 650円 | 0円 | 3,650円 | 4,300円 |
売上80,000円(商品16個販売)
プラットフォーム | 計算式 | 合計手数料 | 振込手数料 | 月額料金 | 合計コスト |
---|---|---|---|---|---|
BASE | 80,000円 × (3.6% + 3.0%) + (40円 × 16) = 5,920円 | 5,920円 | 250円 | 0円 | 6,170円 |
STORES | 80,000円 × 5.5% = 4,400円 | 4,400円 | 275円 | 0円 | 4,675円 |
Square | 80,000円 × 3.6% = 2,880円 | 2,880円 | 0円 | 0円 | 2,880円 |
カラーミーショップ | 80,000円 × 6.6% + (33円 × 16) = 5,808円 | 5,808円 | 500円 | 0円 | 6,308円 |
Yahoo!ショッピング | 80,000円 × (3.24% + 1% + 1.5% + 1% + 0.3%) = 5,632円 | 5,632円 | 0円 | 0円 | 5,632円 |
Shopify | 80,000円 × 3.25% = 2,600円 | 2,600円 | 0円 | 3,650円 | 6,250円 |
売上300,000円(商品60個販売)
プラットフォーム | 計算式 | 合計手数料 | 振込手数料 | 月額料金 | 合計コスト |
---|---|---|---|---|---|
BASE | 300,000円 × (3.6% + 3.0%) + (40円 × 60) = 22,200円 | 22,200円 | 250円 | 0円 | 22,450円 |
STORES | 300,000円 × 5.5% = 16,500円 | 16,500円 | 275円 | 0円 | 16,775円 |
Square | 300,000円 × 3.6% = 10,800円 | 10,800円 | 0円 | 0円 | 10,800円 |
カラーミーショップ | 300,000円 × 6.6% + (33円 × 60) = 21,780円 | 21,780円 | 500円 | 0円 | 22,280円 |
Yahoo!ショッピング | 300,000円 × (3.24% + 1% + 1.5% + 1% + 0.3%) = 21,120円 | 21,120円 | 0円 | 0円 | 21,120円 |
Shopify | 300,000円 × 3.25% = 9,750円 | 9,750円 | 0円 | 3,650円 | 13,400円 |
売上700,000円(商品140個販売)
プラットフォーム | 計算式 | 合計手数料 | 振込手数料 | 月額料金 | 合計コスト |
---|---|---|---|---|---|
BASE | 700,000円 × (3.6% + 3.0%) + (40円 × 140) = 51,800円 | 51,800円 | 250円 | 0円 | 52,050円 有料(37,130円) |
STORES | 700,000円 × 5.5% = 38,500円 | 38,500円 | 275円 | 0円 | 38,775円 有料(28,455円) |
Square | 700,000円 × 3.6% = 25,200円 | 25,200円 | 0円 | 0円 | 25,200円 |
カラーミーショップ | 700,000円 × 6.6% + (33円 × 140) = 50,820円 | 50,820円 | 500円 | 0円 | 51,320円 有料(33,280円) |
Yahoo!ショッピング | 700,000円 × (3.24% + 1% + 1.5% + 1% + 0.3%) = 49,280円 | 49,280円 | 0円 | 0円 | 49,280円 |
Shopify | 700,000円 × 3.25% = 22,750円 | 22,750円 | 0円 | 3,650円 | 26,400円 |
総評
有料プランへの切り替えのポイントについても言及していますが、あくまで計算上の売上金額になります。プラットフォームから振り込んでもらう回数などでもコストが変わってきます。実際の店舗経営とは異なる可能性もありますことをご承知おきください。
特に、BASEとカラーミーショップでは、1商品ごとに40円や33円の固定手数料が発生します。この固定手数料は、販売する商品の価格が低い場合、積み重なって手数料負担を大きくする要因となります。安価な商品を大量に販売するビジネスモデルでは、これが利益率に与える影響を考慮することが重要です。
そのため、商品の価格帯や販売戦略に応じて、固定手数料のないプラットフォームを選択することも検討に値します。全体的なコスト構造を理解し、ビジネスモデルに最適なプラットフォームを選択することが成功の鍵となります。
Square
- 最安の選択肢: 小規模ビジネスにおいて、手数料が最も安い選択肢であり、初期コストを抑えたスタートアップに最適です。
- 実店舗統合: POSシステムとの連携により、実店舗とオンラインをシームレスに統合可能です。
- 限定的な決済手段: クレジットカードとリンク決済に特化しているため、顧客が他の支払い方法を求める場合は注意が必要です。
- 切り替えのポイント: 有料プランでも手数料率は3.6%で変わりませんが、追加機能を活用して利益を向上させることが目的になります。売り上げが安定してきたら、有料プランへの切り替えを検討すると良いでしょう。
STORES
- デザインの自由度: 多様なテンプレートとカスタマイズ性で、ブランドイメージを重視するビジネスに最適です。
- 直感的な操作性: 誰でも簡単にショップを構築できる、ユーザーフレンドリーな管理画面。
- 切り替えのポイント: 売上が約15.7万円以上で有料プラン(手数料3.6%)に切り替えると、コスト面で有利になります。
Yahoo!ショッピング
- 競争力のある手数料: 国内での高い集客力を持ち、手数料も比較的低いです。特に、PayPayユーザーの利用を促進することで、さらなる売上が期待できます。
- プロモーションが豊富: キャンペーンやポイントの利用により、顧客誘導力が強化されています。
- 切り替えのポイント: 明確な有料プランはありませんが、売上が8万〜10万円を超えると手数料負担が増えるため、広告利用を検討し集客を強化するなどの対策が必要です。中・大規模になると手数料負担が大きくなります。
公式サイト:Yahoo!ショッピング
カラーミーショップ
- 高度なカスタマイズ性: 日本市場に特化しており、大規模ビジネス向けの柔軟なプランを提供しています。
- 高い手数料: 小規模販売においては、手数料が高くなるため、運営コストに注意が必要です。
- 切り替えのポイント: 売上が約20万円以上になると有料プラン(手数料4.0%)がコスト的に有利になります。
Shopify
- 国際展開に最適: 多言語対応や豊富な機能を活用し、グローバル市場におけるブランド構築が可能です。
- 高い月額料金: 手数料と月額費用が高いため、収益性を重視した運営計画が必要です。
- 切り替えのポイント: 最初から有料プランでの運用となり、売上が30万円以上で特にコストパフォーマンスが良くなります。
公式サイト:Shopify
BASE
- 小規模にはやや高め: 手数料が3.6% + 40円とサービス利用料3.0%のため、小規模ビジネスにはやや不利。
- 豊富な決済手段: クレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、キャリア決済など多様な決済オプションがあり、顧客の利便性を高めます。
- アプリ拡張性: アプリストアを利用して、必要な機能を簡単に追加できます。
- 切り替えのポイント: 公式では約50万円以上を推奨していますが、売上が約33万円以上になると有料プラン(16,580円/月)への切り替えがコスト的に有利になる可能性があります。
結論
Squareは、最も低コストで特に小規模ビジネスに最適なプラットフォームです。手数料は3.6%のみで、振込手数料も無料のため、初期投資を抑えてスタートしたい方におすすめです。実店舗とオンラインを統合したい場合も、POSシステムとの連携がスムーズで在庫管理がしやすい利点があります。
一方で、BASEは手数料がやや高く、決済手数料とサービス利用料の合計が6.6%になるため、小規模や中規模のビジネスにはコストがかかる場合があります。とはいえ、特定の機能拡張やニーズに応じてBASEを選ぶ価値もあります。
デザインにこだわりたい企業には、STORESやShopifyが適しています。特にShopifyは、国際展開を考えている場合に多言語対応や豊富なカスタマイズオプションで、海外市場での競争力を高めることができます。
大規模ビジネスを目指すなら、カラーミーショップが提供する柔軟なプランが最適です。ただし、手数料の高さを考慮し、しっかりとした戦略を立てることが重要です。
手数料以外にも、メルマガ配信やアクセス解析などの運用機能の有無が、プラットフォーム選びの重要なポイントになります。ビジネスのニーズや目標に応じて、最適なECサイトを選び、成功を目指しましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。この記事が、あなたのビジネスに役立つことを願っています。